VORNADO エア・サーキュレーター


VORNADO 180c

 引っ越し後の空調?湿気対策を考えて、サーキュレーターを購入してみた。サーキュレーターは小型の扇風機みたいな外観で真上を向けたり、遠く迄風を運ぶ 事が出来る特長がある。扇風機は直接風を体にあてて涼むのに対し、サーキュレーターは部屋の空気の攪拌や洗濯物の乾燥とかに有効である。例えば、エアコン の有る部屋の冷気を無い部屋に運ぶとか、冬の暖房と併用して天井の暖かい空気を攪拌する等である。部屋の空気が動くので、押入等も隙間を開けておけば防カ ビ対策にもなるそうだ。

 サーキュレーターのトップメーカーはVORNADO(ボルネード)社と言うアメリカのメーカー。今回、ネットで180Cと言う小型のタイプを9千円程度 で購入してみ た。購入後アメリカのVORNADO本社の通販価格を見てみたら、$49.9って書いてたから、大体6千円位?国内価格はかなり高い事が 判った… ま、確かに届いた物を見てもそんなに高そうじゃ無いし大味なアメリカンな作りだ。風力スイッチも回転ボリュームだけど、電源 ON→風力MAX→MINと言う妙な並びになっているし。日本の扇風機の様に首振りとかタイマーとかリモコンなんて何も無い。日本のメーカーなら必ずリモ コンとか首振りとか1/fゆらぎとか余計な機能を付けると思うが、そういう意味ではシンプルで機能本位ではある。しかし代理店、マージン取り過ぎと言う感 は有る。


使い方の例
 で、とりあえず今の家で使ってみた感じ… 
 設置場所によってかなり効果に差があると思った。
 最初エアコンに向けて回して見たが余り効果は感じなかった。気持ち涼しいかな?って感じでちょっと期待外れ。ところが、エアコンの下に置いて逆にエアコ ンからの冷気を遠くに飛ばす様にしたら(上右から2番目の使い方)結構効果的でこれはいい!確かに風を遠く迄運ぶ能力はあり、涼しい風が遠く迄届く。 2部屋で片方の部屋にしかエアコンが無くて、隣の部屋に冷気を運ぶ用途には向いている。一般的に風を感じると体感温度が下がる事からも、冷房の場合は今回 の様に冷気を遠くに運んで体に当てる配置、暖房の場合は空気を攪拌して天井の暖気を下に降ろす配 置、って使い方がいいのかもしれない。

 正直 配置を変える前は失敗したと思ったが、期待し過ぎてもいけないがサーキュレーターは使い方が適切だと空調には有効な事が判った。今度の家でも、全室にエア コンがある訳では無いので、活躍してくれると思う。と言う訳で、早速2台目の610も発注してしまいましたョ。


中型の610と、レトロレプリカタイプのVF20