RICOH DC-1S

 '96年に発売されたリコーのデジカメ初期の傑作機種。薄型のスリムなボディに当時としては高画質の41万画素、3倍ズーム、音声録音、液晶モニター、 モデム通信機能等を備えた非常に多機能な機種だった。流石に今使ってみるとバッテリー関係が貧弱、液晶モニターユニットが大きいし写りも悪い、通常のPC カードメモリーが使えない(AIMSメモリーと言う特殊な物)等々、かなり不便であるが、機能的には現在のデジカメと遜色無く、当時既にこれだけのモノが 出来ていたと言うのは驚きである。フィルムカメラのGR-1のDNAを感じる、リコーらしさ溢れた機種と言える。

DC-1S(RICOH)
撮像素子 1/3型 41万画素 CCD
レンズ 50〜150mm相当 F2.8
記憶媒体 AIMSカード(2MB付属)
光学ファインダー 有り
液晶モニター オプション
電源 ニッカドスリム電池×3
サイズ(W×D×H) 135×76×22mm
重量 255g(本体のみ)
価格 149,000円

http://www.ricoh.co.jp/dc/past/dc/1s/


SPEC.的には画素数を除いて、現在のデジカメに殆ど見劣りしない。

液晶モニターは別体式でアングルが付けられる。

内容;本体DC-1S、取り説、メモリーカード、ソフトウェアDU-1 (Windows, Mac)、通信アダプターDT-1、液晶モニターDM-1、再生アダプターDP-1、AVケーブル、ACアダプターAC-1、リモコン。