Nikon D90
最近カメラ関係の興味が余り無くなり(と言うか世の中の進歩についていけず)、中古を含め新しいデジカメを購入していませんでしたが、久しぶりに中古で
一眼レフを購入しました。NikonのD90です。D90は2008年発売なので、もう7年前のデジカメになりますが、名器と言われている機種です。ニコ
ンではD300からCMOS素子を採用し始め、D90から動画撮影可能となりました。特に突出した性能は無いのですが、性能とサイズのバランスが取れてい
る事から当時のベストセラーとなっていたと思います。それにNikkor 18-200 AF-S DX
VRレンズと、予備バッテリー、Nikon純正カメラバッグが付属していて、価格は楽オクで39800円、送料含め41600円でした。未だ来ていません
が、カメラとレンズは美品クラスとの事です。
Nikonの一眼レフ関係は今7年前に購入したD50を持っているだけです。D50購入後、D200, D60,
D80等を購入してみた事はありますが、長期間保有はしませんでした。D200は重くて余り持ち歩く気にならず、D60はレンズを選ぶ、D80はD50と
余り違いを感じなかった等の理由です。それと、レンズはSigmaの18-50mm f2.8と、Nikkor AF 50mm
f1.8の2本、後Sunpakのストロボを所有しています。数年前までは遠くへ外出する時は持ち出したりしていましたが、最近はオク画像を撮影する位に
なっています。オク画像は撮影後の加工まで含めると、Capture
NXを使ってWBやコントラスト調整、トリミングや傾き補正が容易に出来るので一眼レフを使う必要があります。
一眼レフは途中でSonyやPentax,Canonも購入してみた事がありますが、長期間保有はしていません。その中でSonyのα100は軽くて画
像の解像感もあり気に入っていました。α55以降のトランス・ルーセント・ミラー機種も一眼レフ形状で動画や連射に強い点で気になっていました。
Nikonの一眼レフは中古でも結構高く、値下がりし辛いのに比べ、Sonyのは値段も安い事もあり、α55の下位機種のα33を購入しました。α33は
連射性能や動画性能に優れており、手振れ補正も内蔵されていて、液晶モニターも可変アングル等、コストパフォーマンスは非常に良いと思います。ネックは電
池持ちが悪い所。防湿庫に入れてたまに使おうとすると大抵ローバッテリーになっています。D50は大体問題無く使えます。EVFや液晶モニター等で消費電
力が多いのに、バッテリーはD50の半分位の大きさしか無く、小型化の為に無理をしている感じです。αマウントではレンズはTamronの17-50mm
f2.8とタムロンAF90-300mm F4.5-5.6を所有しています。
画質自体はやはりD50とα33を等倍で比べると解像度の差が明確です。Web用に縮小すると余り判りませんが、やはりオリジナル画像は解像度の高い撮
影をしたいので、外に持ち出す時は最近はα33です。しかし、最近ソニーがαマウントのAPS-Cについては廃止する方向な事もあり、まあ、資産となる程
のαレンズを持っている訳でも無いのですが、今後どうするか考えました。一眼レフ市場はキャノン、ニコンの2大メーカーのシェアが高く、ソニーは一眼レフ
で意欲的な機種は出すのですが、余り人気は高くないので、Eマウントに軸足を移したのかなと思います。ただユーザーからするとそう頻繁にマウントを切り捨
てられては堪らないですね。カメラメーカーならもっと自社マウントを大事にすると思うのですが・・
ソニーのEマウントやミラーレスへの移行も考えましたが、結局EVFとモニター、小型バッテリーと言う事で、一眼レフ程バッテリーは持たないと考え、α
は売って、恐らく最後までFマウントを維持するであろうNikonの一眼レフ機を買い増ししようかなと少し前から考えていました。候補としては、D90以
降のAPS-Cの機種。現行のD7100は新品で7万円台で購入出来る様です。1つ前のD7000は中古で4万円位、D90は2.5万円位が相場です。そ
れとD300の中古も3.5万円位であります。新品のD7100も性能から考えるとかなり安いと思うのですが、使用頻度から考えると中古のD7000が狙
い目かなと考え、オクで3.5万円位を狙っていたのですが、結局4万円を超える位になってしまう様です。
性能的にはD50からのステップアップなのでD90でも十分、安いのがあればD90でも良いかなと思っていた所、「AF-S 18-55mm DX
VRとD90のセット」で2万円の出品がありました。レンズの相場が6千円位なので、2.5万円位なら「気に入らなくてオクに放流しても損はしない」と考
え狙ったのですが、結局26500円で競り負けてしまいました。で、ガッカリして数日後再度楽オクを見た所、「AF-S 18-200 ED DX
VR + D90
+予備バッテリー」が出品されており、価格は最初48000円でしたが値引きされて39800円になっていました。この高倍率ズームレンズは一時大人気と
なったレンズで、中古相場の底値は22000円程度、「気に入らなくてオクに放流しても損はしない」を基準に考えても十分安いと考えて入札する事にしまし
た。ちなみに、自分が趣味の高額商品をオクで入札する基準は大体これです(^^;
残り時間数時間で、入札はゼロ。出品価格で入札して、これでダメなら上乗せ入札はしない事にして、見るのは止めました。で、オクが終了した頃にメールを
チェックすると・・・ 「落札出来ました」の通知メールが来ていました。これ見ると、大体「やっちまった~(汗)」と言う気持ちになりますね(^^; そ
の後、相手にメールした後、ネット銀行から振込み処理をして、今は商品が到着するのを待っている状態です。あとは商品の状態が問題無ければ良いのですが…
最近レンズを落札して、カビが生えていた事がありましたので、受け取ってチェックする迄は安心出来ません。
<以上,1月27日>
到着しました.カメラ,レンズ共に外観は綺麗で殆ど使っていない感じです.シャッター回数をJpegAnalyzerで調べてみたら800回位でした.
殆ど使っていなかったみたいですね,ラッキーでした.手持ちのレンズを取り付けて試写してみたところ,ピントがずれている感じがしたので,ソフトウェアを
使ってチェックしてみました.ピントチェックはにけさんのフリーソフトを使わせて頂きました.ちなみにピントずれは一丸レフで起こる現象で.レンズの焦点距離が測距センサーと撮像面迄で異なっているために発生する症状と理解しています.
(確認方法) chart.jpg
のチャート画像をモニター画面全面に写して,斜めから撮影します.画像ファイルをソフトウェアで表示させて,中心線を撮影時の中心に合わせます.コント
ラストの高いところが上下の振幅が大きくなるので,最も振幅の高いところが中心なら完全にピントが合っていることになります.下図にカメラとレンズの組み
合わせ時のチャートを載せます. それぞれの図の左が手前側で右が奥側です.
D90 + 18-200VR
D90 + Sigma 18-50
D50 + 18-200VR
D50 + Sigma 18-50
α33 + Tamron 17-50
手前にピントが合う事を前ピン,奥側ににピントが合う事を後ピンと言いますが,D90はD50より後ピン傾向があり,特にSigma
18-50mmとの組み合わせでは明らかにずれが大きいですね.α33も確認してみましたが,こちらは少し前ピン傾向の様です.と言うことで,D90でSigma 18-50mmのレンズは今のところ使えないですね.シグマにピント調整を頼んでみようかと思います.
<以上,1月30日>