Nikon SB-400



 NIKON純正のスピードライトを購入しました。

 NIKONではストロボの事をスピードライトと言います。ただ写れば良いならカメラ内蔵のストロボでも十分なのだがいかにも「ストロボを使いました」と 言う 写真になってしまいます。外付けストロボの場合、光を天井や壁に反射させて自然な感じで撮影する事が出来ます。又その他のメリットとして一般的にGN(ガ イドナン バー。光の強さを表す)が高いので遠くの物を照らす事が出来る、発光位置が高いので長いレンズやフードを付けてもケラレにくいと言うメリットもあります。

 と言う訳で室内撮影用に外部ストロボは有効なので、以前から汎用のストロボを使っていました。汎用ストロボはストロボ自身で発光の明るさを決める外部調 光と言う方式で、この場合カメラの方はManualモード、SS=100sec程度で感度や絞りを手動で固定して使います。これが少し面倒だったりしま す。後バウンズ撮影では明るさが一回で決まらない事が多く、撮影後モニターでチェックして調整する必要が有りました。

 その点、メーカー純正の物はレンズを通した明るさで感度、絞りの調光を自動で行うインテリジェント調光(i-TTL方式)で簡単なのですが、なにせ値段 が高かった。SB-600とSB-800と言う製品があるのだ が、2.5万〜5万円位します。しかし昨年暮れにD40と一緒にSB-400と言う小型ストロボが発売されました。これは単三*2本使用する小型タイプで す がi-TTLに対 応し、先端部分の角度を変えてバウ ンズ撮影が出来ます。「この位なら買えるなあ」、と言う事で今日買って来ました。ビックカメラで\13800のPOINT 10%でした。

 <外観>


箱は従来のNikon製品と同じパターン。右の様に発光部の角度が変 えられる。

横からみた所。単三2本を入れる。小さくて可愛い専用ポーチ付き。

 小型で可愛いです。持ち運び用の小さいポーチが付いています。先端の発光部分のみ上方に角度を変える事が出来ます。ストロボ自体には電源SWとROCK レバーしか、いじる所は有りません。

 流石メーカー純正、バウンスでも調光は適正で何も調整しなくても綺麗に撮れます。後ストロボの電源SWは入れっぱなしでも、カメラの電源SWに連動して 電源がON/OFFしますので便利です。普段は付けっぱなしで昼間ストロボが不要な時だけOFFにしておけば良いですね。チャージ時間も短目でストレスは 感じません。ストロボ特有のキィーンと言う充電音も聞こえません。

 今までの外部調光のストロボを使って明るさを調整しながら撮影していたのに比べると、何もしなくて良いので非常に楽です。又、大きいストロボは持ち運ぶ 気にならないので、帰省時等にも持って行けませんでしたが、この位の大きさなら持ち運んで使えそうです。

 難を言うと、左右に首を振れないので縦位置でのバウンズが出来ない、マニュアル調整はD40でしか出来ないのでマニュアルでSET出来ない、GNが低め な点でしょうか。値段から言っても、「カメラ内蔵のストロボに満足出来ないので少しグレードアップしたい」、と言う人向けにピッタリのストロボだと思いま す

 何枚かストロボを使用して撮影してみました。AiAF 50mm, f=1.8, Aモードでのバウンズ撮影。色の自然な感じがお分かりでしょうか?





 ※直接光と、バウンズ光の差 (マウスを画像の上に載せて下さい。切り替わりま す)



メーカーHP
http://www.nikon-image.com/jpn/products/speedlight/sb/sb-400.htm