Victor LT-32LC70



 ウチは難試聴地域対策でCATVが来ている。以前液晶テレビが買いたくなった時に、ケーブル会社に「地上デジタルのバススルー配信*1をしているか?」 と聞いた所、難試聴地域はバススルーには対応していないとの事。難試聴地域はその性格上、地上波の再送信のみに限られると言う事かなと。元々難試聴地域の ケーブルテレビは別の会社(行政サービス?)が受け持っており、2〜3年前に民間会社に移行した経緯もあり、民間会社が行っている地デジのバススルー配信 や インターネット接続みたいなサービスは設備上も無いんだろうなあ、と思っていた。
 「地デジが見れないんじゃ、液晶テレビ買ってわざわざ画質悪くするのもな…」と思い、その時はテレビは購入を見送った。 ※アナログ放送を液晶テレビで 見ると大画面ほどアラが見えやすいんだよね。

 しかし一ヶ月前位に使っていたテレビがお亡くなりになり、その後以前購入した14V型の液晶AQUOSを暫定で使っていたが、流石にサイズが小さくて見 え辛い。あと先日ケーブルテレビ会社がケーブル老代の為の張り直しを実施し、配信CH等も変わり通販CHが出来たりして、「もしかしたら設備を統合して、 地デジも見れる様になったかも」と言う期待が出てきた。あとボーナスシーズンで液晶テレビ全般に値段もこなれて来 ている事もあり…、等々で買ってしまいまし た。

 購入したのはVivtor LT-32LC70と言う機種。Joshin webで13万円の5%ポイント付きでした。購入の決め手は安かったと言うのはもちろんですが、以前店頭で比較してみて、ビクターが画面の鮮やかさで好印 象だったからです。液晶テレビって会社により結構差があるんですよね。HPを見ると、この機種も映像関係で色々工夫されている様です。

*1;バススルー配信と言うのは従来のTV信号と一緒に地デジ信号も流す事。アンテナ線を地デジ対応テレビに繋げば地デジが見れる。CATVの場合、他に STBで地デジ信号を変換する方式もある。

メーカーHP
http://www.jvc-victor.co.jp/tv/lt-32lc70/index.html

<到着>

 液晶とは言え、32V型ともなると結構重くて20kg弱。まあ前のテレビが28型で40kgだったので、それの半分だから未だマシだが… 梱包を解くの は出来れば二人でやった方がいいですね。
 で、まず地デジが来てるかのチェックです。来てなかったらアナログ試聴だ…(^^; ケーブルTVのアンテナ線を地デジのアンテナ端子に接続、電源を入 れると最初にSETUP画面が出る。まるでPCの購入時の様だ… テレビもだんだん難しくなって来たね。地デジのセットアップを行うと、なにやらCHをス キャンしている様子。やっぱり電波は来てました!(^^;v

 地デジとアナログ放送は内容が同じだから、アナログ放送の接続はいらない気もしたけど、アナログの方にはCATVでBSの信号が来ているので、アナログ アンテナ端子 にも分波器で接続してアナログもセットアップしアナログも見れる様になりました。ただ地デジの画質を見るとアナログは荒い(ブラウン管テレビで見るより) ので、BS位しか見ないでしょうが。

<感想>
 ところでこのテレビもEPGがあってそこから選局や録画予約が出来るのだが、これの扱いにちょっと困っている。現在DVDレコーダーは同じビクターのDR-MH5と言う機種 を使っている。その前も同じビクターのHM-HD1と言う HDDレコーダーを使っていた。
 ビクターに拘る理由は、ビデオリンクと言う外部チューナーとの連携機能があるからだ。通常ビデオマウスで連携すると、録画機器の入力設定が変わっていて 撮り逃す事が良く有る。ビデオリンク機能はビデオマウスの代わりにミニプラグケーブルで外部チューナーと接続し、連動する簡単な仕組みだが、 外部チューナーからビデオリンクに信号が入ると、Line-1に入力が切り替わり録画開始する様になっているので、 外部チューナーをLine-1に接続しておけばチューナーのEPGで録画予約するだけでOK、まるで専用HDDユニットの様な使い勝手で非常に便利なの だ。

 だがこの機能、1台のレコーダーに対し1台のチューナーしか設定出来ない(Line-1に繋いだ機器のみ設定可能)。既に現在スカパーチューナーを繋い でい るので、追加出来ないんだよね… このテレビもビクター製だけあり、「ビデオリンク機能が付いているレコーダーの場合、ビデオマウスでは無くミニプラグ ケーブルでの接続を推奨します」と書かれており、ケーブルも付属しているのだが…

 と言う訳で、地デジ録画用にRec-potでも買おうかな…、と思っている今日この頃なのだった。