こだわりのキーボード選び

新しいキーボードを購入しました。
今まで使用していたのは今は無きJUSTYのJKB-89Sと言う89キーのメカニカルキーのミニキーボード。キースイッチにはALPS電気のキースイッチを採用しており、カチャカチャしたいかにもメカニカルキーっぽいタッチである。ちなみに最近はコストの関係とタッチ騒音が嫌われてかこのタイプは少なく、ラバードームを使ったメンブレンタイプのキーボードが主流だ。このキータッチに惹かれて一目惚れし即購入、10年程愛用してきた。しかし最近一部のキーが効かなくなったり、キーボードが原因と思われるPCの不調が発生したりと不具合が出てきたので泣く泣く次のキーボードを探す事に。まあ、10年も使えばもう寿命でしょう。これは良いキーボードでした。


で、次のキーボードを選びました。一応、キーボードにはちょっと拘りがあるのです(^^; 条件は以下です。
  1. サイズ…ミニキーボードである事。PCラックの横幅が無いので、サイズ的に小さくないと駄目なのと、テンキーは殆ど使わないので、無い方がマウスが近くて良い気がする。
  2. キー構造…快適にタッチ出来るメカニカルキーがベスト。
  3. キーレイアウト…よく使うリターンキーやエンターキーは大きい方が良いが、ウインドウズキーや使わないキーは無くても良い。 pageup, pagedown, del, bksp等は押しやすい位置にある事。
最近はPC本体の価格が下がったので、余り高いキーボードを買うのもなんかなあ、と思うのですが、どうせ買うなら良い物をと。まあ、タダで貰えるなら何でも良いですが(^^; 上記のJKB-89Sは現在はダイアテックの FILCO FKB89Jと言う品番でほぼ同じ物が再販されており、近場のヨドバシでも\5980で売っていたので、又これにしようかとも考えたが上記の不具合が再発する可能性も考えて違う物にする事にした。又、現在緊急用に以前オークションで購入したUSB接続のミニキーボード(下の写真)を使用しているが、これだと上記の不具合が起きないので接続も念のためUSB接続の物の方がいいかと。ちなみにこのキーボードはキーピッチが小さ過ぎて使いづらいのであくまで緊急用です。候補としては他に有名なPFUのHHK LITEも考えたが、キーが余りにも少なすぎる気が…こちらのSHOPにあるような2トーンタイプなんてそそられるんだけどね。あとはIBMのスペースセイバー・キーボードとか、東プレの静電容量スイッチタイプのキーボードが評判良いらしい(お値段高いけど)。


で、結局購入したのが、ダイアテックから出ているFILCO FKB91JUと言う物。これに決めました。これはキースイッチに独Cherry社のメカニカルキースイッチ「MXリニアアクション」と言う物を使用した91キーの日本語キーボード。USB接続でほぼ条件に合致しています。価格は定価で9千円程度。慣れると独特のキータッチが素晴らしいとか。未だ到着していないのですが、楽しみです。

<到着しました…使用感について>
キータッチは滑らかの一言… タイプ音が殆どしないので、静かです。キーを押し切るのでは無く中間程度迄軽く押す感じ。ストロークに対して版力が強めなので自然に軽く打つ感じになります。なかなかクセになる感触です。メカニカルキーなんだけど、一般的なメカニカルキーボードの印象(カチャカチャタイピング音が五月蠅いが確実に打鍵出来る)とは違います。



外観はシボ入りの艶消しブラックで高級感があります。NUM, CAPS, SCROLLのインジケーターランプがブルーのLEDで綺麗です。両側にUSBポートも付いています。重量もあるので、しっかりした感じを受けます。全体的に高級感は有ります。

難点はキーボードの手前が高い点。これはキースイッチ自体に厚みがあるのでしょうがないかもしれませんが、もうちょっと手前を下げて欲しかった。手の小さい人はリストパッドを使った方がいいかもしれません。それとファンクションキーがちょっと離れた位置にあるので遠い感じがしますね。ENTERキーの右側が2列にキーが並んでいるので、時々間違います。ここは1列の方が良いです。

…って所です。正直な所、いや〜、このキーボードやっぱり結構良いんですけどね。キーの感触が滑らかで、音がしないんのが。結構クセになるちゅーか。ただ一方で、別にもっと安いのでも普通に使う分には特に不満は無いかなと思う訳で。

2月16日追記…しばらく使ってますが、やっぱり未だ今一慣れません。やっぱりもっとカチャカチャ言うメカニカルキーの方が私には合っている様ですね。なんかキーを押し切らなくても良いのが、逆にどこまで押せば良いか良く判らない様な感じですし、キーの配列も未だに間違えます。