FUJIFILM
FinePix S6000fd
FinePix
S6000fd(以下、S6000fd)は、35mm判換算で28~300mm相当となる光学10.7倍ズームを備えた高倍率機。撮像素子は1/1.7型
の有効630万画素スーパーCCDハニカムVIで、液晶モニターは2.5型。ハードウエア検出による高速な顔認識機能「顔きれいナビ」を搭載。
高感度で有名なFinePix
F31dと同じCCDを使用しており、高感度域での画質は今でもこのクラスでは一番と思います。画素数は630万画素と現在の水準より少なめですが画素数
=画質の良さでは有りません。参考に以下のリンクの記事をご覧ください。同じCCDを使用する富士フイルムFinePix
F31fdが最も良い評価です。
この機種は2006年発売と古目ですが、上記の様に画質で高い評価を得ています。又、10.7倍の手動ズームによる操作性の良さでも評判が高い様です。オークションで安く出ていたので、落札してみました。
~320万画素から1,240万画素まで新旧6機種を取り比べ
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2007/08/07/6767.html
ボディ形状は一眼レフタイプですが、レンズ一体型で500gr.程度と軽いです。ズームが一眼レフと同様の手動でスムーズにズーム出来、操作感が良いで
す。ボディサイズも大き過ぎず、小さ過ぎずでホールディングの良い物です。手持ちの革製の鏡胴カバーを付けるとよくフィットします。
「一眼レフだと重過ぎるが本格的な撮影がしたい」、「一眼レフのサブカメラとして使いたい」等の用途に合うと思います。フィルターも付けられ、径は
φ58mmです。ちなみにステップダウンリングでφ55mmを付けてもケラレは無い様です。
~一眼レフユーザーも一考の余地ありの高感度+高倍率ズーム
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/11/29/5117.html
画質ですが、試してみた範囲では、ISO800程度でもノイズが目立ちませんが、等倍で見るとFUJI独特の粒状感があります。望遠端では偽色が無くレ
ンズは良さそうですが、ハイコントラストで白飛びがやや目立ち、細部の解像感は一眼レフに比べると落ちて、所謂コンデジ風の画質では有ります。JPEG生
成時の画像処理の問題かなと言う気もします。
やけにハイコントラストで白飛びが目立つ。