EPSON_Offirio_EB-W12
EPSON製品は久しぶり。右は壁に映してみたウルトラマン第一話「ウルトラ作戦第一号」
DynaさんのHPで、格安プロジェクターで楽しんでいる記事を読み、自分の中でプロジェクター熱が再燃。調べてみると、最近は中華のプロジェクターで
LED光源を使った物で安いのがあるみたい。只余り安いと暗いし、信頼性とか、サポートとか、交換ランプの入手性とかが気になる。
「日本製の中古の方が良いかもな」とか考えて、近場
のワットマンに行ったら、ジャンクコーナーに色々有る。その中で、HDMI入力付きで、ランプ使用時間短め、動作確認もされている物で、比較的程度の良さ
そうな物に注目。一度家に帰り、スペックを調べてから買ってしまった。
プロジェクターの老舗、EPSONの製品で、2011年製、ジャンクで2980円。ジャンクの理由は横台形歪調整用のノブが欠損しているのと、HDMI
の接触が若干悪いとの記載有り。あと製造年が古い事だと思う。店頭でHDMI入力で
の
映像を確認させて貰い、問題無さそうだったので購入した。横台形歪調整はリモコンでも出来るのでまあ良いかと。自分も使った事があるけど、ビジネス用のプ
ロジェクターは、比較的明るい場所でも明るさが求められるので、明るさとしては問題無いし、ランプ使用時間に気を付ければ狙い目。
購入した日はジャンク30%オフの日+ラインクーポン300円引きで、購入金額は1995円でした。リモコンと電源コード付きで割と綺麗。ランプ使用時
間はノーマル239hr、エコ
76hrと短
い。ちな
みにランプ寿命は3900時間です。
HDMI端子にGoogle ChromeCastを装着。USB電
源も取れる。ちなみにUSBでPCの画面も表示できるらしい。
<動作確認>
- 本体の大きさはビジネスプロジェクターらしく、比較的小型。
- 2800lmの明るさは、暗めの室内なら投影可能。上のウルトラマンは夜に室内で普通の明るさで投影した状態。暗い場所は、エコ
モードで十分。
- DHCP対応なのだが、何故か今のところdアニメストアの映像が出ない。Youtube、tver、アマプラはOK。
- 縦方向の台形歪は自動補正する。横方向の台形歪調整用のノブが取れているので、スイッチにピンバイスで穴を空けて、ピアノ線を瞬
間で接着し、頭に消しゴムを切り出した物を刺して使える様にした。
- プロジェクターとChromecastと配信サービスは相性が良い。配線はプロジェクターの電源のみ、スマホ操作で映画を簡単に
見れる。
- ファンの音はビジネス・プロジェクターとしては普通。結構放熱はします。
- 画質調整メニューは、表示モード(映画はシネマモードが落ち着いた感じで良い)、一般的な色合いや明るさが調整可能。
- デジタルズームでスクリーンに合わせて拡大が可能。1.25倍位迄なら画質劣化は感じない。
- スマホで動画をキャスト後、ChromecastがWiFiルーターと直接通信する。操作のもたつきや、コマ落ち等は発生しな
い。
- 音は映画の音を聴く位なら十分。音の出ないプロジェクターだと、Chromecastから音を出す手段が無い(FireTVなら
Bluetoothが使える)。
とりあえず、HDMI端子にChromeCastを繋げてYoutubeの円谷公式から初代マン第一話を壁に投影してみたが問題無しです。と言う訳で、毎
日は使わないと思うけど、気の向いた時に使う方向で、活用して行きたい!プロジェクター1995円+Chromecast560円 =
2555円でホームシアター入門環境が出来て、満足です(^^;
取り扱い説明書
https://www.epson.jp/support/portal/used/eb-w12.htm
プロジェクター紹介サイト
プロジェクター紹介サイト
<SPEC.>
--------------------------------
仕様概要
型番 EB-W12
解像度 WXGA
方式 3LCD(三原色液晶シャッター式投映方式)
有効光束(白の明るさ:lm)(注1) 2800lm
カラー光束(カラーの明るさ:lm) 2800lm
コントラスト比 3000:1(注2)
液晶パネルサイズ(対角:型) 0.59
液晶パネル画素数(横×縦×枚数)
1280×800×3
色再現性 1677万色フルカラー
本体サイズ(W×D×H)
295×228×77(mm)
質量 約2.3kg
RGB 信号対応解像度
アナログ:UXGA、SXGA+、SXGA、WXGA+、WXGA(リアル対応)、XGA、SVGA、VGA
デジタル:UXGA、SXGA+、SXGA、WXGA+、WXGA(リアル対応)、XGA、SVGA、VGA
ビデオ対応信号 NTSC/PAL/SECAM、D4、DVDコンポーネント
走査周波数
アナログRGB 水平15~92kHz、垂直50~85Hz
デジタルRGB 水平15~75kHz、垂直24Hz/30Hz/50Hz/60Hz
投写レンズ 明るさ:F
1.6~1.7
焦点距離:f(mm) 17~20
倍率 1.2
ズーム 手動
フォーカス 手動
光源 出力/種別 200W UHE
動作温度 5~35℃
電源 AC100~120V/200~240V ±10%
50/60Hz
消費電力 ノーマル:283W/エコ:234W/待機時:0.4W
映像入出力端子 IN
ミニD-Sub15pin、RCA、S端子、HDMI; OUT -
音声入出力端子 IN
RCA[R/L]; OUT -
制御入出力端子
USB端子タイプB(USBディスプレイ用、プロジェクター制御用)(注3)
USBストレージ USB端子タイプA
スピーカー 2W
・機能その他
USBディスプレイ
スライドショー
タテ台形歪み補正機能(上下30°)
ヨコ台形歪み補正機能(左右30°)
タテ自動台形歪み補正機能(上下30°)
ダイレクトパワーオン
ダイレクトシャットダウン
エフェクト機能(ポインター)
ユーザーロゴ投写
パスワードプロテクト
カラーモード(8種類)(注4)
黒板モード(注5)
デジタル部分拡大機能
フリーズ/AVミュート
ワイヤレスリモコンマウス
ヘルプ表示機能
-------------------------------------
https://www.epson.jp/products/back/offirio/emp/ebw12/spec.htm
<以上、2025年8月9日>
ロールカーテンを使っている部屋があるので、夜に投影してみました。結構綺麗に写り、映画館気分を味わえます。お盆休みも近いので、アマプラのお試し加
入をしてみた。連休中に楽しみたいと思います。配信で、自宅で気軽に大画面で映画が見れるとは、良い時代になりました。以下、感想です。
WIM WENDERS監督の「PERFECT DAYS」がAmazon primeに有ったので視聴。
役所広司演じる主人公、平山の平穏な生活と、人々との係わりを淡々と描く、首都高を走るロードムービー。
こういう映画は大画面で暗い所で見るのが没入感
が有り、良いと思う。やはりテレビで見るのとは違う。自宅で映画館に似た環境で見れるのは良いね。
役所広司扮する、世捨て人的な主人公は、毎日を同じルーティンで過ごしている。
起きて歯を磨き、着替えて持ち物を持ち、家から出て空を見上げ、缶コーヒーを買って、一口飲んで軽バンで出発。カセットで昔の洋楽を聴く。
昼間は公園のトイレ掃除が仕事、午後に銭湯、夜はいきつけの居酒屋で一杯、スナックのママと会話、帰宅し盆栽に水をやり、寝る前に読書。
毎日同じルーティンで規則正しく生活するのが「PERFECT DAYS」と言う事なのか。
思えば、自分も会社勤めで、同じルーティンで生活しており、安定感を感じているので、判る気はする。
小津安二郎、笠智衆を敬愛している人だからなのか、主人公の朴訥な感じは笠智衆を連想させる。何回でも見たくなる映画。
以前の映画「東京画」と同様、外国人の目から見た、「不思議の国、ニッポン」的な視線も感じられる。
自分は初期のヴェンダース作品(ベルリン天使の詩以前辺り)が好きですが、そういう人にはお勧めだと思います。
https://youtu.be/QzZBbX5A1FA?si=B0Cam3U0kXe5Dw7Y
https://youtu.be/3rtwl8xN_PE?si=6n2InnnaC-58VFo7
アマゾンプライムで視聴。 ローマ教皇が亡くなり、教皇選挙の様子を描いた映画。教会とは言え、選挙の裏側は人間らしい謀略が
満ちている。
有力者を蹴落とす為に、過去の罪をほじくり返して陥れようとしたり。最後は意外な展開に。
この映画が上映された時に、リアルでも教皇選挙が行われて、なんつーか、タイミング良過ぎた(^^;
あと、決着がつくまで何日でも続けられると言う点が日本語の根競べとダブると話題になった。
これもプロジェクターで見るとなかなかハマる映画でした。
https://www.youtube.com/watch?v=Nfp7z9Agl7Y
アマゾンプライムで視聴。関心領域とは、アウシュビッツの周囲の土地がそう呼ばれていたそうな。
アウシュビッツ収容所の隣に建てられた、初代所長ルドルフ・ヘスの家は広くて近代的、プールや温室迄ある夢の様な暮らし。それと収容所から立ち上る煙や
音との対比。
ここに住むにはまともな神経では出来ないと思うが、妻や家族はあえて無視する様に暮らしを謳歌している。
人間は自分の事が一番関心があるんだろうけど、他の事にあえて無関心を決め込むと言うのも怖い事で、これは現代でも言える事だな。
神妙に見る必要があるが、好みな映画では無いな・・
https://youtu.be/kk2H0CVbOG4?si=Mqo2cQllwVYLFpjV
原爆の父と呼ばれた科学者オッペンハイマーの半生を描く。アマプラで視聴。クリストファー・ノーラン監督。
ドイツで学び、第二次世界大戦中に原爆開発に従事。
ロスアラモスでの実験の成功、広島、長崎への原爆投下後、より強力な水爆の開発は反対して、世界的な核の管理体制を作るべきと主張。
共産党との関係を疑われ、ライバルの科学者に陥れられ、公職から追放されるが、晩年は名誉が回復された。
広島や長崎の被害へについては控え目な描写で、凄惨な映像は出てこない。
科学者として技術的には成功を収めたいが、それが武器として使用され多くの人命を奪った事は苦悩していた様だ。
https://youtu.be/Uoctuzt2IfU?si=_lipUiXSnuXS-kI_
4
本位見た感想としては、やっぱり大画面だと没入感があり、普段は2時間もテレビやPCで映画を見る事は無いんだけど、連続で見れます。ロールスクリーンの
裏側は窓なので、明るい時は見れない。暗いならそこまで明るく無くても良いし、音が良い機種の方でも良いかもしれないです。
ゴジラ-1.0とPERFECT DAYS