SONY EDV-5000

β起死回生第二弾!(^_^; メタルテープを使ったEDβを購入。これは社会人になってすぐの頃かな。メタルテープの画質はスバラシイ物であった。抜ける様な高解像度。ノイズ感も少なかったし。当時はテレビ放送そのままのクオリィティと感じたなー。テープが高かったけど・・ 無理に解像感を高める為のエッジ強調も少なく自然な画質であった。最も今のS-VHSは酸化鉄磁性体でそれ以上の画質を出していると言うのだから、技術の進歩恐るべし。

 さて、βのデッキを買ったのはこれが今のところ最後。ベータのテープもかなり処分したけど、どうしても取って置きたい物がまだ結構有る。NHKや民法の芸術祭出品ドラマ等、ビデオでも出てないしね。このデッキも修理したけど、画像にトラッキングずれの様なノイズが出る様になった(EDモードのみ)ので、なるべく良い状態でダビングして残しておきたい物だななあ。


 ’05.5.7追記…ベータのテープもDVDにダビングし終わったのでデッキをオークションで売りました。最後の状態はローディング部のガイドのプラスチック部品が壊れて、自動ではカセットがローディングしない様な状態にまでなり、HIFI音声も時々波打つ様な状態になりましたが(これは何故か衝撃を与えると直る(^^; こんな状態と明記しても5千円で売れました。ED-ベータのデッキは中古市場でも結構高いみたいですね。ベータのテープも全部処分したのでお役ご免となりました。ご苦労様… 後βのデッキは実家にあるSL-HF300のパイオニアOEM機(VX-5?)を残すのみになりました。こちらもローディングが途中引っ掛かるのですがグリス切れの様なので今度メンテしようと思います。

 結局ダビングしようと思っていたβのテープも今見返してみるとノーマルβは画質が悪化している物も多く、今更DVDにコピーした所で見ないと考え大部分は廃却しました。ED-βで録画していたライブビデオは流石に今見ても画質が良かったので何本かDVDにダビングしましたが。それにしても、いまさらですが最初からVHSを選んでいればデッキは今でも安く購入出来るし、テープもそのまま残しておけたよなあ…、とちょっと考えました。でも、昔録画した番組は多くがCSで再放送やDVD化されており、例えばウルトラシリーズなんてCSで放送していても今や見もしない位の状態なので結局昔録画したテープの価値は殆ど無いでしょう。映画等もそうですよね… そう考えると当時選んだのがβだろうとVHSだろうとユーザーが現在置かれた状況は大差無いのかもしれない、と考えて気を紛らわせる事にします(^^;
 記念に最後にオークション用に撮影した画像を残して置きます。




 ちなみに上の部品が壊れた所です。カセットホルダーをガイドに沿って動かす為の部品ですが、折れてしまったのでホルダーが真っ直ぐ動きません。手で動きを補助してやるとローディング出来ますけどね。こんな部品は入手可能だと思うんですがね。あとリモコンは随分前に操作が効かなくなってしまいました。