EPSON CP-920Z

CANON A60を買って機能、操作性、サイズ、電池持ち等良く出来たデジカメだが、いまいち画質に物足りなさを感じていたのも事実。
色合いは非常に良いのだが、画像の解像感がいまいちと感じていた。コントラスト強調が弱めなのだろうが、QV−3000との差はやはりレンズと画素数の差か・・・ 、と言う訳で300万画素クラスで明るいレンズを使ったデジカメを再びGETしてしまった!
EPSONのCP-920Zと言うカメラだ。
1/1.8インチの334万画素補色系フィルター採用CCDと、キヤノン製F2.0−2.5の3倍ズームレンズを採用したカメラだ。
EPSONのデジカメはCP-600と言う130万画素のモデルを使っていた事があるが、画像は非常に良くまとまっていて好きなカメラだった。デジカメ黎明期から、メガピクセル初期にかけてはEPSONはデジカメでも結構有名であったが、最近は余り名前を聞かなくなってしまった。

写真はDMC-LC40で撮影
<感想>
良い点
1.操作感やボタン配置はかつて使っていたエプソン機CP−600に雰囲気が似ている。小型でホールド感が良く、操作性も良いのでテンポ良く撮影出来る。
2.露出とISO感度はダイレクトに変更出来る。画面の周りに配置された7つのボタンでマニュアル撮影時の細かい設定が可能。
3.画質は解像度感は良い。ハイピクト処理による500万画素出力等の機能もある。
4.動画は音声付きで、クイックタイムのMOV形式だがこちらも画質は意外と良い。流石SANYOのOEM?(^^;
5.付属のケースは結構質が良い。PCとの接続はXPではUSBケーブルをつなげるだけでドライバレスで認識した。
6.アクセサリーシュー、コンバージョンレンズに対応している。
7.電源は単三4本で耐久性には問題無し。
悪い点
1.夜間室内では色合いが地味になってしまい、色合いはあっさりした感じ。色合いの設定が出来るといいんだけど。
2. 起動時間はややもっさりしている。QV3000よりは早い。フラッシュオンオフで大差なく、体感としてはQVのフラッシュオフと同じ位の起動時間だ。

全体的には素朴で飾りっ気は無いが、使いやすいカメラと言う感じがする。

尚、知ってて買ったのだが、何故かシャッター半押しが故障しており出来ない。ピントは合うので一応撮影は出来るのだが、置きピン(被写体を画面中央で写さず、ピントを合わせてから構図を変える事)が出来ないので使いづらい。これは修理に出した。
その後QV−4000を購入したので売却してしまいました。