最近買ったBOSEのスピーカー。この時期は引っ越しシーズンの為かこの手の大きな物が安く買えますね…(^^; このSPはカラオケ屋さん等でも良く
使われている物で、20cmウーファー+5cm位のコーンツイーター*2の仕様。ツイーターは前後逆に取り付けられていて、前側は直接音、後ろ向きは反射
音を聴かせる為と思われる。ツィーターの取り付け部はフロントバッフルから斜めにカットした面に取り付けてありバスレフポートもそこにある。こんなヘンな
形状なのは色々理由があるんだろうけど、実際製品化してしまうのは流石BOSEと言った所か。大きさの割には軽く(6.5kg)板厚も12mm位のパーチ
クルボードなのでそんなにコストは掛かっていなさそうだが… コーン紙が青い色なのは個人的には好きです。(^^; このスピーカー、中古で良くエッジが
腐食している物が出ていますが、これは大丈夫でした。触ってみたけど未だベトベトしてませんので未だ持ちそう。材質が改善されたのかな?ちなみにエッジの
ゴムは海外通販で安く(2千円位)購入出来るみたいですね。
スタンドに置くと上の様な感じです。まだ少ししか聴いてませんが、音も聴きやすくて良いです。レンジは広く無いですが、よくまとまっていて、刺激の少な
い音です。2wayと言うよりは20cmのフルレンジ+ツイーターと言う感じの音ですね。長時間聴いても疲れない音だと思います、まあSX−3IIIに比
べると負けますけど…(やはりSX−3のまったりとした低音は魅力です)。特殊なレイアウトのツイーターの効果ですが…良く判りません(^^;
BOSE 301の音の秘密については、こちらで解説されています。 曰く「レンジと音場が広がったフルレンジ」 私もそう思いま
す。
marantz
LS-10V
これも最近サラウンド用に購入したスピーカー。10cmフルレンジ、バスレフの所謂BOSE
101風のスピーカー。スタンド付きで安かったので特にこれが欲しい訳では無かったが購入した。しかし、このスピーカー、なかなか侮れない物である事が分
解して判った…(^^;
まず小さいのに重量は3.5kgと割と重いのだが、その秘密その1はユニットにある。ユニットのフレームはアルミ
ダイキャスト製で、ユニット単体でも2kg弱は有りそう。大抵のメーカー製だと、表からはダイキャストに見えても実はプラスチックのモールドで、鉄フレー
ムだったりしてがっかりする事が有るが、このユニットは本当に肉厚のアルミダイキャストで磁石も結構大きそうで、ユニット単体でも売れるレベルだと思う。
更にこのユニットを取り付けたフロントパネルはユニットを囲む様に6本のネジでガッチリ固定され、キャビネットの剛性を高めており、設計者はなかなか良い
仕事をしている。この点も好感度アップ!
吸音材はグラスウールが多めに使われている。これも手を抜くとフェルトを少量使うだけとか言うのも多い。それと秘
密その2はちょっと不思議なのだが、フルレンジなのにネットワークが入っていた。使用しているコイルもFOSTEXの物に似た空芯タイプの銅線を巻いた高
級タイプで結構高そう。これと50μFの電解コンデンサ、4Ωセメント抵抗が直列に入っている。-6db/octのロー&ハイカット?無いのと比較してど
の位音が違うのか興味ある所だが、多分音の為に普通フルレンジには不要なネットワークをコストを掛けて入れている点も好感度更にアーップ!(^^;
追記;低域のインピーダンス補正回路かなあ…?配線を見るとSPユニット
と直列に付いているっぽいんだけど。
これで音が悪かったら意味無いところだけど、音も結構良いです。特にこの小口径のユニットから想像出来ない低音が出ます。上のBOSE
301MMIIと比べても遜色無い程。多少作った低音っぽくも感じられて、音色もBOSE301と比べるとドンシャリ気味なんだけど、こちらでも常用に十
分いけます。
作りも丁寧で良心的だし、オススメでしゅ!(^^;
しかし、スピーカーって分解してみるとどれだけ真面目に作っているか良く判りますね〜。
これは以前購入したTEACの10cmフルレンジ、バスレフのスピーカー。8mm厚位のパーチクルボード製キャビネットで割と軽い。2キロ以下?バスレ
フポートは背面にあり放射音の影響を排除している。