ドイツの物価
 しかしたまにスーパーとかに買い物に行くけど、こちらは食べ物とか安いね〜。オレンジジュースとか牛乳の1Lパックが1DM(50円)位だし。その値段には消費税が内税(16%と高い)で含まれているのだが、現在は円高で1DM=50円位なので、すごい割安に感じる。現地の人にとってみれば今でも1DM=100円位の価値観なんだろうけどね。

4月17日
 今日は休みだったので、おでかけ。一緒に出張に来ている人に車を運転して貰って(う〜ん、こればっか(^^;) ニュルニルグリンクと言うサーキットに出かけた。ここは一周の長さが30キロ位有り、非常に長いコースで、開設依頼70年経つ歴史のあるコース。フランクフルトからアウトバーンで走って2時間位の山の中にある。アウトバーンを降りてからコースまでは非常に景色の良い丘陵地帯で気持ちが良かった。本移動の美瑛の風景に似ている。。

 コースについて中に入るとレースカーは沢山走っている。練習走行をしている様だ。一般の見物客(家族連れ)も沢山いて、日本のサーキットとは違い?(良く知らないけど)和やかな雰囲気だ。
 ここはコースが競技用と一般走行可能な地区に分かれていて、30キロ有るコースの大部分が一般走行可能。全長が長すぎるので今は全部はレースには使わず、一部を区切って使っている様だ。んで、一緒に行った出張者の人が(元走り屋)走りたい、と言うので、俺も横に乗せて貰って走る事になった。1周20DMの料金が必要。走っている車はポルシェはチューンした車なそ決行皆気合が入っている様だ。ウチらのは一般車だけど(^^; 

 走りだすと、元走り屋に血が騒ぐのか?ちょっと怖かったっス。ジェットコースターに乗っている様な感じがしたよ。結構アップダウンのきついコースで、加速、ブレーキングも急だしね。いや〜、生きて帰りたいと思ったっす。(^^; でもま、なかなか面白かった。

ps.ホテルに帰ってテレビをつけたらなぜかキンゴジ(キングコング対ゴジラ)をやっていた・・

4月18日
 今日は仕事が早く終わったので、フランクフルトに行って日本食を食べた。"SUSHIKIN"という名前のすし屋で寿司以外にも丼物やそば、てんぷら等日本食が揃っている。俺はてんぷら定食を注文した。それなりにまともであったが、天ぷらネタにきゅうり?の様な物とか赤ピーマンとかアスパラガス等変わった物が入っていた。まあ、不味くは無かったが・・(^^; 

4月19日
 今日の晩飯はインド料理〜!色々な種類のカレーがあって、たらふく食った。俺が頼んだのはタンドリーチキン。大きさは鳥のからあげ位で、表面が中華の焼き豚の様に赤い、鶏肉煮た奴。柔らかくて結構美味かった・・出張に来ていると晩の食生活は豪華なんやけどねー。でも、もう飽きたッス・・

 こちらで会社の後輩がCDを買ったんだけど、パソコンにCD-ROMで聞けないと言って困っていた。ためしに俺のPCでもかけてみたが、やっぱりダメ。ドイツ人に聞いたら、コピーガードがかかっていて、複製可能なCD-ROM装置(PCのCD-ROMの事か?)では聞けない様になっていると言う。ためしにカーステレオで聞いてみたらOKであった。こんなCDを売ってるなんて知らなかったなあ。CD-Rが普及してきたので、コピー対策として新たに登場したのかなあ?

4月23日

   さて、イースター休暇2日目。昨日はホテルのプールで泳いでサウナに入るったりしてましたが、今日は観光に行きました。行ったのはドイツ観光の目玉、ローテンブルグとハイデルブルグじゃ。ローテンブルグはロマンチック街道にあり、町が外壁で囲まれた中世のおもかげをそのまま残す町じゃ。大戦で6割が焼失したが、街の人たちの熱意により復興されたそうな。

 ここは何年も前に一回来た事あるけど、やっぱいいね〜。今回は街の歴史博物館と言う所に入ってみた。中世の騎士の鎧ややり等が展示されており結構怖い。う〜ん、これで刺されたら死ぬよな〜、みたいな。あと、かってこの町が敵に攻められた時に、”ワインを一気飲み出来たら町を救ってやる”と言われ市長が一気のみして町を救ったと言う伝説があるんだけど、その時の大ジョッキが飾ってあった。う〜む、あの位なら俺でも飲めるかも、と言う気がしなくもない。その後町の広場へ行く。例の市長のからくり時計があり、それを見ながらパチリ。

市庁舎?の前で。時計の横にある両脇の小窓に、時間になると市長の人形が出てくる。右は町を囲む城壁。

 その後一路ハイデルベルグへ。200キロ位離れているがアウトバーンのおかげで2時間位で到着。ここは有名な古城があり、そこからの景観が美しい事で有名。パンフレットを見ると完成後戦争で破壊され、荒れ果ててから回りの景色との調和が美しいと有名になったそうな。

橋の向こうに哲学者の小径と言う散歩道があるらしい。

 そのせいか今でも壊れた所は直されないままだ。そんなもんかねえ?って感じだが。ま、確かにここからの景色はいいよねえ。と言う訳でパチリ!ここも以前1回来た事がある。その時は無料で入れたのだが、今回は4マルク取られた。おまけに中のトイレも0.5.マルク・・う〜む、せちがらいのう。しかもお金を払っても見れるのはワインの大樽だけでつまらないので、ソンした〜!って感じ。(--; ちなみに今回は車で城の後ろに回るルートを見つける事が出来た。登って行くよりかなりラクでラッキーだった。ちなみにこの風景だけなら無料で見れます。(^^;
 

4月24日
 今日はシュッツガルドに出かけた。ここはベンツとポルシェの工場があり、それぞれ博物館を持っており、その見学に行く予定だった。しかし・・道に迷いながらなんとかたどり着いたベンツ博物館は休館〜!がっくり・・ 

  

休館中のベンツ博物館。さんざん迷ってたどり着いたのに・・(T_T)

  そこから更に迷いながらポルシェ博物館へたどり着く。ポルシェの工場の一角にあるそれは小さいショールームと言った感じのこじんまりした博物館であった。

 ポルシェ自体の工場の規模も結構小さい。空冷12気筒のエンジンやポルシェのトラクター等面白い物もあったものの、失望は拭えず。”わざわざここまで来たのに・・”と失意のまま帰途に付いたが、帰りに思わぬ拾い物がありました。 
  

何に積んでいたのか知らないが、空冷の12気筒エンジン。上には強制空冷ファン付き。右はポルシェのトラクター。速かったのだろうか・・?(^^;



 アウトバーンを走っていると何やら飛行機が空に向けて展示されている所がある。面白そうだから行ってみようと言う事で行ってみると、そこに博物館(?)が。何か、遊園地と博物館が混じった様な所で、まず飛行機がドーンドーン!と無造作に展示されている様に圧倒。しかも旧ソ連や東欧系の怪しい機種のオンパレード。地上20メートルくらいの高さからの滑り台もあった。あれは怖そうだ・・ その横には戦車コーナーがあり、ここにも怪しい戦車類があった。建物の中を見るには14DM必要。最初勿体ないと思ったが、実は安すぎる位凄い内容であった。。

 建物の中に入るとそこはいきなりアメ車コーナー。プレスリーのステージ衣装もある。”ドイツなのに何故?”と思う間も無くすぐとなりはミリタリーコーナー。第二次大戦のドイツの車両、戦車を中心に色んな物が転じされている。しかし、この展示方法がマズイ。機械だけ展示すれば良い物を、軍服を着せたマネキンも一緒に展示してあるのでなんか怪しさ満点。(^^; 展示品が皆ウソ物に見えてしまう悲しさ・・(^_^; そして至る所に天井から飛行機が吊してあるのと、展示品の節操のなさに頭の中のバランス感覚をだんだん崩れて来て見てるうちに頭クラクラになってしまう・・(^_^;

 もう一つの建物にはスーパーカーやF1,旧車、鉄道車両、古いオートバイ等が展示してある。世界最高速記録保持車もあった。しかしここにおいてあると偽物に見えるから不思議だ。(^_^; そしてなぜかでっかいオルゴールのコレクション。ここも天井から飛行機がつるされている。売店コーナーには車関係の本やおもちゃ類が沢山売っていた。模型とか欲しかったんだけどね・・ この博物館は穴場だ!近くに寄る事があれば是非足を運ぶべきでしょう。

 次のページに画像を載せます。

まだまだ続く