Panasonic DMC-LC40

 最近格安になっているパナソニックの400万画素デジカメをつい、購入してしまった。購入価格2万5千円+税。400万画素の松下製のCCDを使用。レ ンズはライカのバリオゾナー。しかし以前使っていたQV−3000のレンズとそっくり。(キヤノン製)。 話によるとライカがクオリティを承認したレン ズ、と言う意味合いらしく、製造は国内のレンズメーカーが作っているらしい。メディアはSDカードを使用している。16Mが付属するが、思い切って 256MBのカードも購入した(と言っても最近は結構安くなっているんだけどね)。購入したのはTDKのSDカードTS 256V。
写真はQV-4000で撮影
<感想>
良い点
1.結構使いやすい。起動も早く、操作性も良い。
 使いやすさは特筆出来ます。起動時間は2秒くらい。フラッシュありでもすぐ撮影可能になる し、操作性も右側に集中しているので、右手だけで電源オン〜記録、再生切り替え〜ズーミング、シャッターを切る、迄の操作が可能だ。画像記録時間も早く て、バッファも標準圧縮で6枚の連写が可能。4コマ/秒位。
2.レンズのサイズの割には小型で塊感のあるデザイン。結構高級感有ります。
3.電源はリチウムイオンで持ちは結構良い。余り使用頻度が高くなければ一ヶ月くらい持つ。
4.画質は解像感については問題なし。400万画素なりの解像感はある。
5.レンズが明るいので、夜の室内の明かりでもフラッシュ無しで撮影出来る。
6.XPでは自動認識でUSBマスストレージクラスで認識。ドライバーも不要。尚添付のソフトウェアは試用もしていませんのでコメント出来ず。

悪い点
1.ノイズの多い画質、色合いも地味目。
 QV4000と撮り比べたら晴天の青空のノイズが目立つ事に気が付いた。これはちょっ と・・・ 普通は縮小して見るので問題無いとは思うけどね。その写真はQV4000の頁にあります。色合いも結構地味目で、それと暗い場所では画面が赤っぽくなる。下の画像参照、実際の風景はこんなに赤っぽく無いんだけどね。なん か、セピア調な処理を施した様だ。明るい所ではこういう事は無いんだけど。まあ、これもこのカメラの味と考えましょう(無理矢理)。
2.ファインダーの視野角は液晶とは1m位の距離でも結構違うので不満。
3.メニューがいまいちこなれていない感じがする。モードスイッチはあるがP/A/Sの切り替えはメニューでしなければならないとか、画像消去がワンタッ チで出来ないとか。
4.フラッシュはポップアップ式なので使いたい時には自分で選択する必要があるので、時々忘れてしまう事がある。
5.ストラップでぶら下げるとカメラが縦になるのでストラップをブレ防止に使う事が出来ない。

<全体的な感想>
画質にちょっと難はあるが、操作性の良さで許そうかと言った感じでしょうか(^^; 実際す ぐに手が伸びるのはQV4000ではなくこちらです。使いやすさは気に入っているんですけどね。お散歩デジカメですかね〜

<SDカード>

添付の16MBと購入した256MB。成形色、裏面の標記等よりTDKの物はパナ製のOEMと思われる。

TDKの256MBとパナ16MBのSDカードの速度を比較してみました。
パナソニックの256MB以上のSDカードは書き込み時間が10MB/S(128MB以下は2MB/S)で、他メーカーの2MB/Sに対して早いのです が、今回買ったTDKのカードがパナソニックのOEMならば、16MBと比較すれば差が出るだろうと思ったのです。
通常の一枚撮影後の画像記録や、動画撮影時には殆ど差が出ませんでしたが、低圧縮1画像1.6MBの4枚連写後の記録時間が、パナ16MBでは9秒位に対 して、TDKの物では4秒位でした。2,3回試して明らかに違っていましたので、明らかに記録時間が早いと思います。又、成形色や裏面の記載もパナそっく りですので多分TDKの256MBのカードはパナソニック256MBのOEMでしょう。ただ実際の所、連写なんて殆ど使わないし余りメリットは無いかもし れませんね。

<画像サンプル>
 夜景のサンプル。(400万画素モード低圧縮で撮影。トリミング後、1/2サイズに縮小。色補正無し。遠景モード)  セピアモードでも無いのに、セピアがかって見えます。

昼間の画像サンプルはQV−4000の方にあります。