Panasonic D-Snap SV-AS10



 パナソニックのD-SNAP, SV-AS10を購入。
 一代前のモデルになるが、浜崎あゆみが次モデルSV-AS30のCMをしているシリーズだ。特長は非常に薄く、小型である事。厚さが9.9mm、重量が 電池込みでも74gr.と非常に軽い。機能的には回転レンズ、ズーム無しパンフォーカス、200万画素。記録出来る物は静止画、音声付静止画、音声付き動 画(320*240, 15FPS M-JPEG)、ボイスレコーダー、MP3プレイヤーと多機能である。
 しかし、音楽再生については重大な問題がある。付属品の中にはステレオイヤホンやリモコン等は付属するのだが、PCからSDカードに曲を転送するソフト (SD JUKEBOX)が無く、別途購入しなければいけないのだ。SDカードに記録する際著作権保護上このソフトが必要で、iRiver等の固定メモリーの機種 の様に”USBで繋いでEXPLORERでコピー”と言う事が出来ない。それにしてもメインの機能の一部なのにそのソフトが別売と言うのは理解し難い。現 在の機種では同梱される様になった様だが‥ その他充電と画像をUSBで転送する為のスタンドが付属している。
 biddersオークションで9156円で衝動買い。紹介ページは以下。

 http://prodb.matsushita.co.jp/product/info.do?pg=04&hb=SV-AS10
 http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/camera/20031030/106384/index.shtml

<到着>
 まず箱が立派なのがちょっと嬉しい。普通の段ボール箱の外側に化粧用のメタリックな梱包が巻いてあるだけだけど。内容品については上記のHPから見て下 さい。SDカードは付属していないので、とりあえずDIMAGE Z1に付いてきた16MBのSDを入れてみた。これでも200万画素のSTD圧縮率で41枚の撮影が可能。
 サイズはかなり小さく折り畳み携帯の片側だけの厚みと言った感じ。金属製の外装で高級感はあるが、滑りやすくうっかりすると落としそう。出来ればスト ラップを手首に巻いて撮影したいのだが、取り付け位置が左側にあるのは如何な物か?落下防止用に付属のストラップを手首に巻いたままだと撮影が出来ない よ。(--;



 画像は未だ余り撮ってないが、200万画素カメラ付き携帯の画像よりは良いと思う。以前CASIOの200万画素携帯の画像をWEBで見た事があるけれ ど、ノイズっぽくてデジカメの画質にはかなり劣ると思った。それに比べるとパンフォーカスなので解像度は高く無いが、ノイズ、色合い等普通のデジカメに近 い画質だ。ただ昼間は良いのだが、夜間の室内はフラッシュが弱いのとレンズが暗いので苦手。フラッシュ有りだといかにも”フラッシュを使いました”と言う 被写体のみテカった画像になるので、動かない物はナイトモード(フラッシュ+1/4secスローシャッター)で撮った方が良いと思う。ボケは出やすくなる が… まあ、このサイズでこれくらい写れば良いんじゃ無いかと思う。あと、レンズはいつも正面に向いておけば起動は1秒位で早いので、何か撮りたい時に パッと出して撮れる機動性はある。レンズにはキャップやシャッター が無いが、良く見ると表のガラスは只のカバーの様で電源ON時に内部でシャッターが開くのでそんなに気をつかう必要も無いかと。



 操作系の特徴だが、ほぼ全ての機能は画面メニューから選択する様になっている。トラックボール右側のMENUボタンを押すとMENU画面が起動する。ト ラックボールでカーソルを合わせて押し込むと設定の変更が出来る。フラッシュモードや露出補正、録画モード切替、ホワイトバランス、ISO 感度設定が操作出来る。ただ上記の通常メニューだとハッキリ言ってカーソルを合わせるのが操作性が悪いので、通常はMENUキーを1秒程長押しすると出て くるSHORT CUTキーで操作した方が即時性がある。トラックボールはこのサイズでは致し方無いと思うが操作の確実性と言う点では、普通の十字キーの方が良かった気も する。
 ただ再生時の頁めくりや、拡大箇所をスクロールする操作については使いやすい。頁めくりはボールをコロコロ転がすとビュンビュンと頁が変わるのが凄い。



 しばらくいじっていたら、電池が無くなったので充電した。付属のスタンドに立ててACアダプターを接続すると充電開始。1時間位でランプが消えて充電完 了。電池の持ち自体は評判は良いようだ。このスタンドはUSB転送も出来る。

<まとめ>
 気に入った所…薄くて軽い、起動が早く携帯に便利。多彩な機能。
 不満点…暗所の画質がいまいち、音楽用ソフトを別途購入する必要がある点。