DOLBYサラウンドシステムの構築
 ’03年3月、アンプやスピーカーが増えて来たのでDOLBYサラウンド環境を構築してみました。

 新たにDVDプレイヤー(液晶付き携帯型)とDOLBYサラウンドデコーダーを購入。サラウンドデコーダーの5.1CH出力の内FRT, RRのみを2台のプリメインアンプに接続(FRTはAU-α707DR, RRはAU-D707Xを使用)。FRTスピーカーはLS-990A, RRは自作長岡式BSスピーカーを接続しました。*10月現在、FRTはSA-9800、RRはAX-900使用、SPはSX-3V(MAIN)とS-X3U(RR)の4CHです。

 ソースの方はDVDプレイヤーの光デジタルと、LDプレイヤーの同軸AC-3 RF出力をデコーダーへ接続。LDはDOLBYデジタルで持っているのはスターウオーズ・トリロジーだけなのでその他用に通常のピンコードでもデコーダーに接続しています。デジタルで出力されるのはドルビーデジタル信号だけですので、プロロジック等は通常アナログ音声を使用します。LDプレイヤーの映像出力はDVDプレイヤーの外部入力端子に接続しモニターとして使用出来る様にしてあります。

 通常のCD等の音楽再生はサラウンドとは関係無くAU-α707DRに繋いだCDプレイヤーと2台のスピーカー(LS-990AとSX-3V)で可能です。

 センター&SWの無い簡易的なDOLBYサラウンドではありますが、映画を見た時の迫力はかなりの物です。特にFRTとRRから全く別の音が出るので、その移動感とデジタル収録された音声ならではのクリアで立ち上がりの良い音はなかなかの迫力です。ソースとしてバットマン・フォーエバーを試聴したのですがこういうアクション映画だと特に効果音が派手ですので臨場感があってデジタルサラウンドの効果が発揮される様です。

 さて、こうなると映像の方も大画面で・・とお思いでしょうが、最近腰を据えて映画鑑賞する習性が無いのでとりあえず考えていません。液晶画面がもっと安くなれば導入したいですが。”腰を据えて鑑賞しないのにDOLBYサラウンド環境を構築するなよ!”ともお思いでしょうがとりあえず体験したかったと言うところでしょうか。今まで何回かサラウンドを試して来ました。最初はスピーカーMATRIX、DOLBYサラウンド、プロロジックと・・ でもいつも長続きせず辞めてしまっていました。さて、今回はどうなるか?