当時大学生協では毎年AVフェアーなる催しを開催していた。時折目玉商品があり、その中にSONYの薄型8CMビデオSL-F7があった。確か１０万円だったと思う。当時はVHSβ戦争の真っ最中でβはHIFIが出る直前の頃だったと思う。８４〜８５年頃かな。普段は２０万円弱する機種が格安で出ていたので、それをサークルの先輩K氏と一緒に２台衝動買いした。

　このビデオは薄いわりに重くて中身もぎっちり詰まっていて、作りも高級感があったね。カセットのシャッターはアルミ製、正逆可変速スロー可能。う〜む、今改めて見てもカッコイイのう・・今の安っぽいビデオには絶対出せない質感があるね。今はデザインで買いたくなるビデオが無いから値段が安くないと売れない様な状況なんだと思う。このデザインで中身が現代風にリファインされたビデオがあれば他より多少高くても買っちゃうけどな。