KINGGIM Pomera



 一言で言うと携帯用小型ワープロである。ワープロと言っても文章作成機能のみ。外出時に文書を作成し、帰社後にUSBやmicroSDカード経由でPC で文書を移して、整形、公正する様な使い方になる。 仕事用に会社で購入したので使ってみた。購入したのは初期モデルで安くなっている『ポメラ DM10』である。

<主な仕様>
 4インチTFTモノクロLCD、VGA(640×480ドット)
 microSD(最大容量2GB)
 単四電池2本で20時間稼動
 約 W145×D100×H30(折りたたみ時)
 約340g(乾電池別)
 瞬時起動
 漢字変換エンジンにATOKを採用

 まず、サイズは非常に小さいが、重さは割とズッシリ感がある。キーボードは折り畳み式。
 バックライトが無いのがキツいかもしれないなあ。講演会で使うには。まあ、ブラインドタッチでなんとかなるか… これ、辞書は何を使っているんだろう? キーボードは結構使える。あまりストレスは無い。漢字変換は学習するのかな?漢字、あ、学習するみたいね。ケースを百円ショップで買ってくるか… キーボードを開く時はこんな感じ。



用途は仕事で外出した時のレポート作成用。外出先で作成出来ると、帰ってから作成する時間が不要だからね。まあ、文章校正や整型の時間は要るけれど。

文書は作成途中で電源オフしてもレジューム機能があり、続けて書く事が出来る。

変換エンジンはATOKですね。流石ATOK。しかし、VistaのMS-IMEより、こんな小型のワープロの方がストレス無く変換出来るってどういう事?(^^;

<不満点>
本体の塗装が艶消し黒で、使うとテカリが出易い。シグマのレンズも同じ塗装だね。この塗装、一見高級そうだけど、嫌いなんだよなあ・・・
プルダウンメニューで、一番下の項目に行くのに、上キーを押しても行かず、下カーソルで行くしかない。
マイクロSDのスロットが金具部品がむき出しで、カードが入れ辛い。携帯のスロットレベルにはして欲しい。ここらへんは作り慣れていない感じ。
※ここらへんは最新モデルでは改良されているかもしれません。



まあ、流石に小さいし持ち運びには苦労しないと思う。ツールなので使ってナンボ。使ってみましょう!

http://www.kingjim.co.jp/pomera/dm10/index.html


 講演会外出で何回か使いましたが、今ではこれ無しは考えられま せん!あとから思い出して書くのに比べたら、聞きながら書くのはポイントもおさえられて、大変楽です。レポート作成に使用するMHがほとんど0ですから ね。これは便利!講演会の会場は多少明るいのでバックライトが無くても大丈夫です。持ち運びも苦にならない重さですね。この手のアイテムは買ったものの使 わない場合も多いのですが、これは使えますね。お勧めです。(9.6追記)