IO DATA Rec-pot HVR-HD400R



 CATVのSTBとしてHDD付きを選んだが、HDD容量が250GBとハイビジョン録画はたったの25時間しか出来ず、映画を10本も撮ると埋まって しまう。まあ見て消しすれば良いのだが、既にHDDの半分が消費されているので普通に運用する為にも増設せねば…、と言う事でi-link接続のRec- potを購入する事にした。丁度ムラウチ.comでHVR-400Rが処分価格の\29800で販売されていたので、これを購入する事にした。

 Rec-potはi-link接続の録画レコーダー。チューナーは無く、インターフェイスもi-linkしか無い。i-link端子の有るテレビや STB、DVDレコーダー等に接続して、それらのチューナー→mpegデコーダーを利用してMPEGデータを記録し、再生時もi-link経由で行う。丁 度D-VHSと同じ様なコンセプトの商品だ。(当初D-VHSの規格は単にMPEGデータを記録する装置だったそうだ)

 注文して2日後に到着。B4サイズ程度で薄さも薄く、コンパクトなモデルだ。接続は簡単、電源とi-linkをSTBに接続するだけ。でもちょっと失敗 したが(後述)。

 接続方法には、D-VHSモードとDISKモードが有る。前者はD-VHSと同様の物として動作する。録画はSTBの番組表からリンクして出来るが、再 生する時はテレビにi-linkを接続して、Rec-potのメニューから専用リモコンで再生する必要がある様だ。ここらへん、結構面倒。一方ディスク モードは増設HDD扱いなので、STBのHDD再生画面とリンクしており操作もSTBのリモコンで出来るのでD-VHSモードに比べ便利だ。

 最初デフォルトのD-VHSモードで接続したら、その後ディスクモードに変更しても代わらない。そういう時は一旦接続を外して、STBの接続設定からi -link設定を削除してから再度接続すると、ディスクモードで接続される。ディスクモード接続だと接続名がAVHDDとなり、増設HDDとして機能する のでSTB単独時と操作性は殆ど変わらない。

 と言う訳で殆どいじる所も無いので、単なる増設HDDを購入した感覚です。しかし最初に買ったHDDレコーダーが40GBで3万円程度だったので、容量 が10倍で価格は同じとは、良い時代になった… まあ400GBでもハイビジョンだけ録画すると録画時間は40時間位しか撮れないんですがね。

ハードディスクレコーダー「Rec-POT R」
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/hd-rec/2006/hvr-hdr/index.htm