ヤマハのＡＶアンプ、DSP-A3090をオークションで購入。この機種は’９５年に発売された機種で当時の定価は２５万円、YAMAHAでドルビーデジタルを初めて装備した機種。当時のフラッグシップ・アンプを１万２千円で、古いとは言え当時の高級機種、なかなかお買い得でした。実はこのオークション、出品されたばかりの所を見つけて、即決価格でこの値段が付いていました。「安いよなあ、でも一応相場を調べてから」と思い、オークション統計ページ（仮）でチェックすると、相場は２万弱〜５万円位。これはお買い得！と思い急いで入札した次第。オークションやっていると、たまにこういう掘り出し物があります。現在のウチのシステムはドルビーデジタルプロセッサ＋アンプ２台と場所を取るので、スペース削減の為以前から高級ＡＶアンプの出品を待っていたのでした。出品者の方もヤマト便での送料を取次店に電話して調べてくれたり、早々に送ってくれたり対応の良い方でした。DSP-A3090の詳細。

さて、昨日到着していたのですが、今日開梱しました。まず箱を持ち上げると重い！久々のヘビー級アンプ、サンスイの７０７とかと同じ位あります、腰に来ます！配達してくれた人によると２７ｋｇあるそうです。ちなみに私の場合、重い物を持つと大体アンプの重さを基準にして重量が推測出来る様になりました。(^^;　マジでこの位の重さになると持ち上げるのも辛いし、ギックリ腰の危険度も急上昇するのでゆっくりと二階に運びます。箱を開けるとリモコン、取り説が付いて本体も綺麗な物でしたが、サイドウッドの化粧板が浮いていましたが、まあこれは入札時の注意書きにも書いてあったし、後述の理由により結局不要になるのですが。。

まず入力端子等の確認。デジタル系はLDのAC3 RFと同軸デジタルが各１、光入力が多数有り、全てＰＣＭ、ドルビーデジタル兼用になっています。どこに繋いでもオートで判断する様ですが（例えばＣＤ入力には同軸、光、アナログがあるが、つながっている所を自動検出する）、残念ながらアナログ５．１ＣＨ入力は無いです。スピーカーはヤマハＤＳＰで使うフロントエフェクトを含む７．１ＣＨ、残念なのはＳＰ端子が小さめな事です。２０年前の同社のプリメインA-750より小さいよ・・余り太いケーブルは使いづらいです。

さて、今まで使っていたアンプ(ONKYO A-701XD)をラックから撤去して、そこに入れようとしたら・・・入らない。サイドウッドの分だけ横幅が広くてラックに入らない事が判明。しょうがないのでサイドウッドを外して入れました。ただサイドウッドを固定していたネジはボンネットの固定も兼ねていたので、今はボンネットがしっかり固定されていない状態。長岡鉄男さんによるとボンネットがしっかり留まっていないと音に悪影響があるそうなので、後からなんとかしなきゃね。サラウンドリア用に使っていたアンプ(YAMAHA A-750)も撤去。かなりスッキリしました。

リモコンは学習機能付きの多機能タイプ。入力を選択すると本体の入力セレクターも回転するのにちょっと感動、つーかプッシュタイプならそんな必要も無いんだけどね。学習機能は便利で、早速ＤＶＤのリモコンを学習させました。

ＣＤプレイヤーとデジタル同軸で接続、ＤＶＤプレイヤーと光ケーブルで接続し早速視聴。う〜ん・・・音の変化ですが、今まで使っていたONKYOに比べ軽い感じ。音の深みが無いと言うか・・・　同じヤマハでも今まで使った事のあるAVX-2000DSPとかAX-900はダイナミックな歯切れの良い音で良かったんですけど、これはそうでも無いですね。まあＢＧＭで聴く位なので良しとします。マニアな人はＡＶアンプのＦＴのみ外部パワーアンプに繋いだりしているみたいですね。今までアンプ２台とプロセッサーを使っていたのが１台に纏まってスッキリしました。調整機能は色々あるみたいだけど、とりあえずスピーカーの設定だけ、ＰＨＡＮＴＯＭモード（センターＳＰ無し）、ＳＷ無しにしておきました。