少し触ってみた感想を。
電池を充電して使い始めたが、今度は1分で切れる事は無い。EVFの横に接眼センサーが付いており、目を近づけるとEVFに画像が映る。ネット情報によ
るとこの機能+液晶を常時オフにする事で電池消費を極力抑える設定にしている人が多い様だ。機能の切り替えは基本的にダイヤルで設定したいモードを選択
し、ダイヤル中心のボタンを押しながらグリップ上部のジョグダイヤルを回して設定する。例えば露出補正はEVFに表示される輝度ヒストグラムを見ながら、
左手で側面下部のダイヤルをEVの位置でボタンを押し、右手でジョグダイヤルを回してヒストグラムの山が中央に来る様にセットすると言った具合。文字にす
ると長いが、これが簡単に出来て便利に感じた。この手順でダイヤルにセットされた各機能の調整が可能だ。

画像サイズ、画質、PASMモード、連写、WB、ISO感度
(上)/彩度、露出等をダイヤルで選択後中央のボタンを押しつつ左のジョグダイヤルで調整する。
室内で何枚か撮影してみたが、500万画素の解像感とホールドの良さによる手ブレの少なさが印象に残った。液晶を消す設定にしているので撮影後のアフ
タービューが見れないのが不満ではあるが写真を撮る機能はやはり本格的!と感じた。あと特長的なのがフラッシュのチャージの早さ。普通フラッシュを使った
場合チャージに数秒待たされるのだが、この機種はそれが無い。連続してフラッシュを炊きながらシャッターが切れるのが不思議だが、なかなか快感(^^;
方眼グリッドも表示が可能なのは嬉しい。
この機種の電池の持ちの悪さについてネットで調べてみたが、どうやら動作不可とするカットオフ電圧の設定が高く、容量的には半分位残っているのに電池が
無いと判断してしまうらしい。この状態で充電するとメモリ効果で電池寿命が劣化し易いと思われるので、ちょっと高級な充電器(放電と充電が一本毎に監視出
来る充電器)が必要かもしれない‥。('05.1.26ここまで)