【BS-41(FOSTEX FW-160&FT-30D)】
speaker

 20年前の確か高校の頃に自作した長岡鉄男氏設計のブックシェルフ型スピーカー。我ながら物持ちが良い(^^; 自分で作った物はなかなか捨てられず・・・ 当時FM−fan別冊に載っていた記事を読み自作した。「長岡鉄男のこんなスピーカー見たこと無い」によるとBS41と言う型番(作品番号?)になるようだ。
 当時はスピーカーの自作が結構人気があって、田舎の電気屋でもユニットやネットワークを売っていた。確かウーハー8800円、ツイーター3500円、ネットワーク等1万円位合計4万円弱だったと思う。使用ユニットはフォステクスのFW160+FT−30D。ウーハーは重量級。ツイーターはソフトドーム。エンクロージャの形式はチムニーダクト方式バスレフと言う物。長いダクトが配置出来るのと、バスレフダクトからの放射音が直接耳に入ってこないので中高音の漏れが気にならない、ダクトが定在波の防止になる、等のメリットがあるらしい。
 ネットワークは3KHzクロス位の12dB/OCT、インピーダンス補正回路有り。
ウーハーのエッジがウレタンで10年位でボロボロになったので一度ユニットを交換。また10年してボロボロに鳴り始めたので今度はセーム皮で修理した。修理直後に聴いてみると低高音が詰まり気味に聞こえた。しかし、しばらくたってから聴いてみると新しく作った3WAYスピーカーほどワイドレンジでは無いが、ボーカルが良く出ていて結構良い。こんなエッジでもエージングの効果が結構あり、ぼろぼろのエッジは音にもかなり影響があった様だ。現在サブシステムで使用中。


 ’03.6月11日、ウーハーのエッジをセーム皮で張り替えの図。